前回に引き続き、今回はレッスンについて。
母が編み物教室をしていたせいか、人にものを教えるという行為自体あまり特別なことと考えていなかった私。ドイツでの生活の間、働いていた花屋で、もしくはほぼ義務であるかのように(笑）各国各都市で見て回っていた花屋で、いたるところで見たものが今の私の引き出しになっていると思います。せっかくいろんなアレンジ、アイディアを得たのだから、ショップだけでは出し切れないそういったものを誰かに伝えたいと思ったのが始まりかもしれません。ドイツから帰国後、ホームページから生徒さんを募集して、店を始まるまでは難波、南森町、羽曳野、奈良で教室をしていました。ショップをオープンしてちょっと流れがつかめ始めた秋ごろからお店でのレッスンも始めました。季節季節のアレンジメント、基本的な形のアレンジ、花束も色々なスタイル。プリザーブド、寄せ植え、リース・・・などなど毎回いろんなものを作っているので、生徒さんは楽しみにして来てくださいます。

7月は、ブログでもご案内していたベルギーから入ってきた花器。これはレッスン用にオーダーしていたものを使って、2回タイプの違ったアレンジメントをしました。1回目はガーデンで良く映えそうなラフなスタイルの涼やかなアレンジ。使っている色はショッキングピンクと紫なのですが、周りに合わせるものによって質感や与える印象がとても変わります。
2回目は夏らしい肉厚な感じの素材を使ってちょっぴりトロピカルなカクテルのようなアレンジメント。
同じ器だけれど大分と感じが変わって楽しいですね。
来月は暑さも厳しいだろうから一回はプリザーブドフラワーを使ったアレンジメントをする予定です！
生徒さんについて書こうと思っていたのに、違うことばかり書いてしまいました。
生徒さんは年齢層も職業もさまざまですが、結構医療関係のお仕事をされている方が多いかもしれません。看護師さん、検査技師さん、歯科衛生士さん、他は建築士さん、デザイン関係の講師をされている方、保育士さん、銀行員さん、大学で研究をされてる方、英語の先生、もちろん主婦の方も多いです。広島から新幹線で通ってくださる着付けの先生、お花屋さんでお勤めの方、などなど本当にいろんな方が来てくださるので、私もいろんな世界のお話が聞けることとても楽しいですし、生徒さん同士も年上の人に人生相談を持ちかけたり・・・職場でのお友達でもなくこういう場所で出会う、環境の違う人たちって良く考えると貴重なのかも知れませんね。私も知らないこと、学ぶこと多数で、とても楽しいです。
そうそう、前回ブログで書いたガーデンレッスンまで参加されてその後、ご出産されたMさんなんて、出産後1ヶ月経たない7月からもうレッスンに復帰されているのですよ。その間赤ちゃんを見てくださるご主人の協力もすばらしいですね。難産秘話を聞いたりして、ホント人生勉強？になります！
とりとめのない話になってきましたが、また時々レッスンの様子もアップしていこうと思っています。