LEXUS 奈良登美ケ丘1周年記念イベント

レクサスといえばTOYOTAの高級車。去年の3月ポントガルテンから程近いところにLEXUS奈良登美ケ丘がOpenしました。オープンの準備段階からお花をうちから入れさせていただくことが決まっていたのでこの一年本当に近くで見てこさせていただきました。
納車時のプレゼント用のお花、ショールームの装花をはじめ、季節のイベント。。。そして秋からはショールーム内すべての装飾コーディネートを任せていただくことに・・・。クリスマスには2メートル近いリースや本物のツリー。ドイツから仕入れた小物たちを使ったディスプレイなど。。。
そうしてレクサス奈良登美ケ丘のスタッフの方々を間近で見ていていつも思うのはお客様の心を深く満たすためのきめ細やかな心遣い。それは表面的なものでなく本当に心がこもっていると感じるものです。
あんなふうにスマートな対応は私にはできませんが(笑)、お客様に喜んでいただきたい。この気持ちはものづくりを仕事とする私もおんなじ気持ち。
普段は直接お客様と接する私の仕事ですが、レクサスさんからのご依頼の時に私が心がけるのはレクサスのお客様はもちろんのこと、レクサスのスタッフの皆さんにも喜んでいただけるお花を作ること。
お車の色や、年代などを教えていただきイメージを膨らませてお作りしてきました。

そして迎える一周年。
パリから帰ってきて、『お話があるのです』とお電話をいただきました。
どんなお話かと思ったら。。。
『いつもショールームに飾っていただいているお花やお客様へのプレゼントのお花がお客様にとても喜んでいただけるので、1周年イベントとして、川村さんのお花でショールームを埋め尽くしてもらって、それをお客様に見に来ていただくイベントにしたいんです!!社員 満場一致の決定なので是非お願いします!』とのこと。あまりにもありがたいお話に一瞬素直に喜べないほどでした。目頭が熱くなりましたが、いやいやまだ詳細もわからないし、決定ではないだろうから冷静に冷静にと自分に言い聞かせてお電話を切りました。
フローリストとして、一流の企業にこれほどの信頼を置いていただけることはこの上ない幸せです。
これはもう、全力で良いものにしなければいけないと思い、それから毎日毎日デザインやマテリアルなどの細かいことも考えつつ、はじめにテーマが決まりました。
『En (縁・宴・園)~日本の春を慈しむ~』ポントガルテンの名前の意味とも近いものです。レクサスさんとお客様の縁。レクサスさんとポントガルテンの縁。1周年をお祝いするうたげとしての宴。花でいっぱいにした花園の園。そんな意味をこめてアレンジの構成もデザインも決まっていきました。世界に認められた日本の高級車レクサス。それは同時に日本の技術やサービスの質の高さへの賞賛でもあると感じます。ヨーロッパに3年住んでつくづく私も感じることです。そしてまた日本に住む私たちが日本の良さに気づき、伝統を守り続けなければいけないとも・・・。そんな願いをこめて、ちょっぴり外国人から見た日本のイメージを作り上げたいと思っています。作品は大小50ほど。最大のもので高さ4m。
ショールームもスタッフの方々もとっても素敵です。普段少し敷居が高くて・・・なんて思っておられる方もこの機会に是非、ご友人・ご家族お誘いあわせの上、お気軽にご来場ください。
いよいよ今週末!準備は着々と進んでいます。
3月3日(土)~3月11日(日)9:30~18:00  レクサス奈良登美ケ丘 にて
3月5日はレクサス定休日