思うこと。

先日からヨーロッパの記事が続き・・・そのなかでも触れているパリ在住のフラワーデコレーター濱村 純さん先日のこの私のブログでも彼女の活躍には触れた通り。先ほど純さんのブログを読んでいたら、今回のポントガルテンヨーロッパツアーのこと、純さんのオフの日に二人でぺちゃくちゃおしゃべりしたこと、うちの犬にそっくりな(大きさは違うけど・・・)純さんの愛犬『ウィ』を伴って散歩がてらモンマルトルの生地屋さんへ連れて行ってもらったことなど書いてくださっている。

そして、一番最新の記事で純さんが触れていること。それはヨーロッパのフルリストを訪れる際のマナーのこと。パリという場所柄観光客の日本人が多い為余計に目に付くはず。でも実はこれ、日本でも同じ。
私が思うことと同じことになるのでまずは純さんの記事を読んでいただいて・・・ junnette BLOG

私たちが先日パリのフローリストを訪れたときもやはりその点に気をつける。お花屋さんに限らず。まずお店に入る時は挨拶を。片言の挨拶でも気持ちが伝わればいいと思う。最低限・・・。そして写真を撮る際は撮っていいですか?と声をかける。など。。。外国人、その国の人。そんなのは関係ないはず。。。

普段は当店を訪れる方も素敵な良い方ばかり。本当に恵まれていると思うし、感謝しています。
ですが、写真を許可なく撮られたり、ぶしつけな質問をぶつけられたり・・・(家の場所、部屋の番号まで聞かれたことも・・・)そういうのはいくらお客様であっても人としてマナーがないかと。。。(気心の知れた生徒さんなどはもちろん別ですが)
花屋もレストランと同じで、団体様の予約(花屋の場合大きな注文)が急に入ったりすればお花が売切れてしまうこともしばしば。もしくはご予約のお客様がいればやはりそちらのお客様の注文が優先になるのも仕方のないこと。だからご希望通りのお花がご用意できなさそうな場合お花が少しは残っていてもお受けしない場合もあります。それはこの店としてちゃんと商品をお出しできないならば仕方ないと思っています。売り上げをあげることよりも良いお花を知ってもらいたいから・・・
お料理と同じでインスタントではないのだからすぐにはご用意できないこともご理解いただきたいと思う。もちろん急にお花が必要なことも多いでしょうからできる限り対応していますが。
ブーケやアレンジのオーダーも1~10までお花を指定したいのであればご自分でお作りになったほうが良いとかとも。だってレストランへ行って食材、味付けスパイス調理方法そんなことは指定しないはず?そのお店にいくならばそこのお料理を作ってもらわないと。
あとは人のお店に来て違うお花屋さんのことを悪く言う、もしくは市場の話などをされる。これはお花のレッスンをどこかで受けられている方や以外にも教えておられる立場の方ですら・・・とても残念に思います。同じようにお花が好きで携わっている立場なのに・・・私はお花を知っているのよ。と言いたいご様子。でもそれをそんな形で伝えて何になるのでしょう?本当にこれは他のお花屋さんでも良く聞く話なのです。

お店の都合かと思われる方もいらっしゃるでしょうが、みなさんに素敵なお花をお届けしたいという気持ちでお店をやっている限り妥協できないこともあるのだとご理解いただければ幸いです。

逆に素敵な女性だな~と思うお客様も本当に多い。いつも見習わなくては。とスタッフとも話す。
お買い物をしてくださって、帰り際、こちらの『ありがとうございました。』の言葉に『お世話になりました~。』『きれいなお花いつもありがとう』などといってくださる方も多い。本当に気持ちが良いし、女性として人としてすばらしいと思う。

自分がどこか他の方のお宅、お店へ伺ったときにもそうありたいと思う。

純さんのブログとは少し意図するものが変わったかもしれませんが・・・