小さなフローリスト

この1月からフラワーアレンジのレッスンに小学校2年生のKちゃんがお母さんと一緒に参加しています。もともと対象は大人のかたのレッスンですが、お母様からKちゃんが大変お花が好きだと言うこと、うちで買ってくださったお花をお家で絵を描いたりしてお勉強していること、それを見たお父様が小さいころから本当に良いものきれいなものに娘さんを触れさせてあげたいと思い、お花をポントガルテンで習わせてあげたいと言ってくださっていることなどをお聞きし、お母様と一緒に受講していただくという条件?(お母様もずっと習いたいと思ってくださっていたようで)で1月からのレッスンがスタートしました。はじめはフローリストナイフを使うことなどお母様も不安があったようでしたがなんのその!Kちゃんの感のよさや注意をきっちりと聞いてくれているところ、その注意をしっかりと忠実にその次のレッスンでも生かしてくれていることなど感心することが多く、将来はポントガルテンで働いてね。とプレッシャー?をかけています。(笑)
そのKちゃん先日お母さんとお店にきてくれました。その小さな手にはスズランのブーケ。お庭で摘んだスズランを私にプレゼントしてくれたのでした。
どうやら、私がレッスンの中で『お花屋さんになってからお花をもらうことがなくなっちゃった・・・』ともらしていたらしく、『先生お花をもらうことがないって言ってたから~』と。
うれしいじゃないですか。小さないい香りのするスズラン。
この時期ヨーロッパではスズランを贈り合い幸せが訪れるのを祈りあいます。そんな風にKちゃんも誰かにお花を贈る喜びを覚えて素敵なフローリストに?育ってくれればな~。なんて思っています。